7月7日 本日の、26年前は・・・

皆さん、こんにちは。
「時間は命・講師」こと、㈱コダマ・モチベーション・コンサルティングの田村 毅と申します。
セルフ・モチベーションアップの為のブログです。

7月7日は、私にとって思い入れのある日です。
それは、26年前の7月7日に「研修講師へデビュー」した日
だからです。

厳密に言えば、当時の基準では、
「サブ・講師」なのですが、
同業他社では、完璧な講師に値します。

デビューまでの訓練は凄まじいものでした。
毎日、夜中の2~3時まで、
誰もいない大きな研修会場で、
講義や実習運営の練習をするのです。

通常のルーティン業務が
だいたい22~23時くらいに終わります。
(当時は完璧にブラック企業でしたから)

その後、誰もいない研修会場へ行き、
先輩講師の「講義のテープを掘り起こし」たり、

それを真似て、「繰り返し講義」の
練習をしました。

家から持ってきた当時の「ハンディカム動画カメラ」で
自分を撮影し、自分でチェックするのです。

毎日そのトレーニング(自主訓練)を
していました。

三越を退社し、何のためにこの研修会社へ
転職したのか・・・
その原点回帰のため、私は必死でした。

当時は、能力が無いので、
時間でカバーするしかなく
時には会社に20時間もいました。

1日24時間しかない中で、
20時間も会社にいるのです。

あとの4時間で家に帰り
シャワーを浴び、食事をして仮眠をとって・・・

そんな20時間の会社滞在時間が
数週間続くと、常に眠たく、疲労困憊です。

脳が休んでいません。
ですから10分くらいの講義でも、
全く覚えられなく、気が付くと朝になり
部下が朝礼前にお越しに来る始末でした。

(以前、メルマガでも書きましたが)

後で思うと、なんて効率の悪いことを
していたのだろう・・・と、
情けなくなりました。

しかし、そのようなダサイ人間でしたが、
自分なりの努力のお陰で、

7月7日は、無事に研修を運営できました。
完璧でした。嬉しかったです。

(先輩講師のサポートやオブザーブすら
 なく、全て独りでの実施運営でした)

【 講義を覚えていた・・・ 】

ではなく、何度も何度もアウトプットをして
練習を重ねていたので、

「思い出しながら」、とか
「え~ と」、とか
「あの~・・・」、など 不要な言葉も一切くなく

そして噛まなく(今の方が噛みます ~爆笑~)
自分のモノ(言葉に)になっていました!

よくできました! と、
自分に◎を付けたいくらいでした(笑)

もちろん、自己満足は行けませんが、
当時のご参加者(私のクラス)は、

78名くらい出したが、終了時に沢山の拍手や
激励を頂きました。 

ですから、とても思い入れがあります。

あれから、半世紀以上
だいぶ私も進化しました。
しかし、あの努力を忘れずにいます。

その後も、メイン講師、難易度の高い研修の講師へは、
1パートずつのオーディションがあり、
更に過酷な日もありました。

この時代があったからこそ、
まさに今の自分があるのかもしれません。

そして、そこには、生まれたばかりの娘を
独りで育てていた家内のサポート、
いや忍耐があったお陰だと思います。

二度とあのような凄まじい体験はこの年齢では、
出来ませんが、それは貴重な人生経験です。

まさに、私の30歳代は「修行」でした。
その時代を思い起こさせる日が、7月7日です。

では、本日は
この辺で。