失敗しない社員研修にするための3つの秘訣とは

皆さん、こんにちは、【組織活性の専門家】
“カンパニーモチベーターの田村 毅です” セルフモチベーションアップのためのブログです(笑)

今回のテーマは、【失敗しない社員研修にするための3つの秘訣】です。

社員研修の効果を最大限に引き出すためには、以下の3つの要素が重要です。 https://youtu.be/UZLVurpFMNc  10分の動画

失敗しない社員研修にするための3つの秘訣



1. 企業の本気度とコミットメント

研修を成功させるためには、企業側の本気度が欠かせません。
特に、人事部や教育部門の方々の熱意と継続的なサポートが研修の成果を左右します。
研修を単なる「イベント」として捉えるのではなく、組織変革の一環として位置付けることが大切です。

2. 直属上司のフォローアップ

研修を受講した社員が職場に戻った際に、直属の上司が適切にフォローアップを行うかどうかが、研修の定着率を大きく左右します。「研修で何を学んだのか」「どのように業務に活かすのか」といった問いかけを行うことで、つまり業務につなげる面談等をして、研修の内容が実務に活かされる確率が高まります。

3. 研修講師と研修会社のスキルと価値観・経験値

研修の成功には、講師のスキルや研修内容の質が欠かせません。どの研修会社を選ぶのか、どの講師が登壇するのかが、研修の成果に直結します。単に知識を伝えるだけではなく、受講者に気づきを与え、行動変容を促すことができる講師を選定することが重要です。

従って、「講師の経歴・実績、実務経験、講師業への訓練経験、保有スキル、人生観、お立場&人間関係」等々を尋ねてみることも重要と思います。


では、研修が失敗するケースとは?

一方で、研修がうまくいかないケースの特徴として、以下のような状況が挙げられます。
• 企業側の関与が薄い(研修を講師に「丸投げ」する)
• 受講者の上司が無関心(研修から戻った社員に「どこ行ってたの?」と聞くような環境)
• 研修後のフォローがない(学んだ内容が業務に活かされない)
• 講師の質が低い(経験や知識の不足、受講者を動機付ける力が弱い)

このような状況では、高額な教育・研修を提供しても、
実際の業務に変化をもたらすことは難しくなります。


成功する企業内研修の戦略とは?



成功する企業は、単発の研修にとどまらず「継続的かつ体系的な教育を実施」しています。その代表例として、弊社の提供する「組織活性化プログラムセミナー(セルフモチベーションアップ研修)」があります。 ※この研修を【真骨頂セミナー】と称し、全てのベースと考えます!

公開セミナーと企業内カスタマイズ研修の組み合わせ
• 公開セミナー:経営層や管理職層から順に参加し、意識改革を図る(真骨頂セミナー)
• 企業内カスタマイズ研修:企業組織ごとの課題(目的)に応じた研修を実施

この2つを並行して運営(導入)することで、組織全体の変革が加速します。 また、研修後にフォローアップを行うメンター(キー・パーソン)の存在も重要です。研修内容を業務に反映し、実践につなげるためには、学びを振り返り、具体的なアクションにつなげるサポートが不可欠です。

研修効果と組織への影響とは?



研修を適切に運用すると、以下のような変化が見られます。
1. 業務の効率化:時間の無駄を排除し、プロジェクトの進行がスムーズになる
2. 業績向上:新たな価値創造が生まれ、企業の成長につながる
3. 組織の健全化:主体的に行動できる社員が増え、受動的な社員が自然と淘汰される

特に、研修を通じて価値観の健全化が進むと、組織全体のモチベーションが向上し、

パフォーマンスの最大化が可能となります。

優れた研修講師の条件とは?



現在、多くの研修講師は研修会社を通じて仕事を得ているフリーランスであり、独自の営業活動を行っていないケースが多く見られます。そのため、研修講師の質にはバラつきがあり、企業側が慎重に選定する必要があります。


そして、最大のポイントは「キチンと講師トレーニング」を受けた経験がある講師は皆無ということです。トレーニング・訓練をし「上級講師からの指導やアドバイスを受けていない」が故に、スキルの乏しい講師・コーチ・コンサルがなんと多いことかと私は思います。

従って、講師トレーニングを数年受け、訓練をされた経験のある講師を選定すべきと考えます。

加えて、「健全な価値観を持ち、経営経験、部下指導経験、営業・販売経験 等々(子育て経験も大事と思いますが)人を指導・教育する立場の人間としての「バック背景も大事!」 と 私は感じております。

優れた研修講師の特徴!


1. 豊富な実務経験(経営・マネジメント・部下育成・顧客創造 等の経験がある)
2. 継続的な自己研鑽(研修を提供する立場として学び続けている、豊富な知識がある)
3. 受講者の気づきを引き出す力(一方的な講義ではなく、双方向の学びを提供する)
4. 組織の価値観を理解し、適切に伝えられる(フィードバックスキルがある)

このような講師を選ぶことで、研修の効果を最大化することができます。

教育研修と通じて企業の未来を創る!



企業の成長において、教育研修は欠かせない要素です。しかし、単発の研修ではなく、継続的かつ戦略的な教育を行うことが、真の成長につながります。
それには、【一貫性と継続性】が極めて重要です!

一過性の研修、単発な研修 それらが「様々(別々)な講師が登壇する」など、バラバラな軸のない研修では、定着も浸透も難しいと考えられます。 つまり【一気通貫】は大事と思います。

まとめと「書籍」紹介!


成功する研修のポイント
• 企業側のコミットメントを強化する
• 上司が受講者をしっかりフォローする
• 優れた研修講師を選定する
• 研修後の実践とフィードバックを徹底する
• 一貫性と継続性のある教育を行う

本記事で紹介した内容を実践し、企業の成長にお役立ていただければ幸いです。


書籍のご紹介

さらに詳しく学びたい方には、私の著書 『本当は教えたくない 強い組織になるための健全な価値観醸成の極意』 をおすすめします。本書では、研修の在り方や企業教育の本質について詳しく解説しています。ぜひ、ご一読ください。「強い組織になるための健全な価値観醸成の極意」アマゾンキャンペーン