リーダーの「部下指導力」

皆さん、こんにちは。「時間は命・講師」こと、株式会社コダマ・モチベーション・コンサルティングの田村 毅と申します。 セルフ・モチベーションアップの為のブログです。

 

部下育成・指導の場面で、悩んでいる管理職の方々は多いのではないでしょうか?

管理職の皆さまにとっては「重要業務」ですが、キチンとそのスキル自体を学んでいる方々は少ないような気がします。 相手(部下)は人ですから「正解」は無いかもしれませんが、学ぶ価値はあると思います。同時に、まずは以下の「類似概念スキル」を理解し、状況に応じて上位者が器用に関わり方を変えないといけません。

以下は、上位者として、使い分けたい事柄です。

 

部下育成においてのコミュニケーション類似概念の違い

指導や支援する人(上位者)の基本的な行動には大きな相違はありませんが、それぞれの環境の中での枠組みが違っています。

 

コーチング

コーチングとは、極端にいうと知識・経験を持たない領域でも効果的な質問などにより、相手の可能性を引き出し、成果を高めていけるコミュニケーションスキルのテクニックです。また、コーチングは、基本的にやる気のある(成果を達成したい)方へ行うと更に効果があります。

「未来+How」の質問形式で、相手(部下やクライアント)は話しをしているうちに気づきが湧き、成果へコミットします。よって、相手の本来持っているモノを「引き出す」イメージです。そして、相手は「自走」します。

 

ティーチング

ティーチングとは、知識や技能のない方へ「教え込む」という指導方法です。分かりやすい例えでは、新人さんへコーチングは機能しません。 知らないことが多すぎて、引き出せないのです。

従って、「知らないことは、お教えする」 「気づいていないことは、お伝える」という姿勢が上位者には必要です。 また、おせっかいとは違います。既にその業務が出来るのであれば「教え込む」より「引き出す」そして、場合によっては「指摘・フィードバック」をし、軌道修正をしてもらわないといけません。

 

カウンセリング

カウンセリングとは、傾聴スキルをメインにし、相手に寄り添い、相手の話したいことを共感して聞くことを言います。ただ、積極的な傾聴行動をすればよいのではなく、適切な質問も大切です。一方、課題達成や目標実現には、そもそもやる気のある「コーチング技法」が有効です。

カウセリングは、どちらかというと「過去+Wey」の質問が有効かもしれません。何故、その様な状態になったのか、その時の感情や周囲の情景を聞き出し、相手は話しをするだけでもカタルシス効果(感情の浄化作用)が起きることが多々あります。

よって、職場で「感情的な未完了感があったり、業務が停滞し悩んでいる部下」には、カウセリングの方

が効果が高いでしょう。と、言っても専門の医師ではありませんので、メンタル不調者には、行ってはい

けません。関係部門または産業医、専門医へ橋渡しをする事が肝要です。

 

以上の3つを理解する事でも、多少の関わり方が違ってくるのではないでしょうか?

弊社では、OJT部下育成の研修会を長年実施しておりますが、このことをまずは理解して頂き、尚且

つ部下の状況に応じて、リーダーシップスタイルを変えた関わり方をトレーニング致します。

 

そのような管理職の必須スキルを7/18~19日の2日間で学ぶチャンスがあります。

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へ是非、ご参加・ご派遣下さい。

2017年7月「管理職マネジメント研修」プログラム表
https://kodama-mc.co.jp/pdf/program20170424_a.pdf

2017年7月「管理職マネジメント研修」パンフレット
https://kodama-mc.co.jp/pdf/program20170424_b.pdf

 

 

 

追伸:

次回の、弊社公開セミナー「組織活性化プログラム初級公開セミナー」(セルフモチベーションアップセミナー)は、平成29年7/4日~5日の開催です。

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