無駄な人件費の削減方法〜社員行動の効率を上げる “最重要業務への集中力”

こんにちは、株式会社コダマ・モチベーション・コンサルティングの田村でございます。
モチベーションアップのための、ブログです。

先回に引き続きのタイトルですが、経費削減方法は、会社にとって最重要な課題です。

会社という組織では人件費を削減することがベストな方法ではありません。
人件費を削減する事は解雇側のストレスや、人間関係の破壊、他の社員のやる気の消失等
ネガティブなところが多いのが事実です。

経費削減、人件費削減のためには、出費を削減するのではなく
収入を増やすのが最も効果的なのです。

社員の生産性、利益を最大化することが最も簡単で効率的な方法です。

とはいっても、それは一見簡単ではありません。

今日は利益の最大化のための重要なポイントの一つ、
社員の行動の効率化についてお話します。

研修中によく受講者に自分の最重要業務を3分以内で10個以上列挙して頂くことがあります。
そうすると的が外れている方が以外と多いことに気づきます。
これは、当方のようなお仕事を20年以上やってきた者として「ショック」を受ける瞬間です。

つまり、この人「的がズレている」と、発見する瞬間です(驚)

私たちは、限られた資源、例えば「人、モノ、資金、時間、情報 etc」(情報はインターネットで無料で検索可能な時代ですが)を、いつ・どこに投入するかでアウトプットが違います。

先回申し上げましたように、人生は質のよいアウトプットを如何に効率よく出すかで違って来ます。

しかし、自己の最重要業務が、例えば、スーパーの店長や飲食店の研修会で「パートさんの出勤確認」がトップにきたり、営業の管理職が「数字の確認、日報のチェック、或いは元気良い挨拶」等々が上位に出てきたら

概ね「ピントはずれな管理職」です。 掲げた項目は軽視できませんが「最重要」ではありません。

そのような的外れなビジネスパーソンは意外と多いと感じます。

成果の出ない方向へ一生懸命努力しても、無駄な時間を費やしていると同様です。

そこには、獲物はいないのです。 例えて言うなら、釣り人が高い餌、よい釣り竿で何時間かけても釣れない、それは何故か?魚群探知機でみても全く魚たちはいない訳です。単なる時間と費用のむだ遣いのようなものです。

または、自分では「最重要業務」と思っていても上司が確認したら「違う」場合も有ります。
お互いの認識や上司からの期待度合いのギャップに気づいていない場合です。

このようなケースでは効率は上がりませんし、「忙しい・忙しい」と言ってテンパッテいる課長さんは、係長の業務もやっているのです。「あなたは課長! それは部下のお仕事!!! 」ということもあります。

それは、何故か!? 「楽だからです」 そのような組織は伸びませんね。

皆さんも、自分の業務の棚卸をしてみて、どこに時間を投入しているのか、気づくことも大切です(笑)
そして、成果を生みだす仕事に、質の良い時間を集中投下してみては如何でしょうか。

 

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