代表コラム月刊『人事マネジメント』第3回目連載されました

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月刊人事マネジメントさんでの弊社代表コラム定期掲載3回目をご紹介します。

今回はのテーマは
『凡事徹底と6S運動の重要性』

第3回目の今回は「凡事徹底と6S運動」のお話しをメインにお伝え致します。

<当たり前を積み重ねる>
さて、皆さんは凡事徹底という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「平凡な事を非凡に努める」という意味で、誰もが出来る簡単なこと、平凡なことを意識し徹底して行うことを意味します。しかし、そのようなことは、やって当然、出来て当たり前なのですが、人によってはおろそかにしてしまいがちです。

私は、企業内研修会で、「私達を取り巻く日常には、誰もが出来る簡単なこと、平凡なことが沢山あります。
そのような、当たり前のことがキチンと出来る小さなことの積み重ねが、やがて大きな仕事を成し遂げる
パワーになるのです。この機会にどのような凡事があるのか、それをどのような意識で行っているのかに
気づきましょう。まずは、出来ることからはじめることが大切です」と、申し上げています。

先回は、「基本の12項目を意識して励行する」を書きましたが、上記の凡事徹底で例えるなら、
⑧5S運動、⑨返報性の原理、⑪モノを大切にする。⑫約束を守る(時間を守る)もその一例でしょう。

<5Sを習慣化し本物化する>
⑧の5S運動に、私は以前から「習慣」を付け加え、6Sとして研修会でお伝えしております。
ご存知の方も多いと思いますが、とくにメーカー様では、この5Sまたは6Sは、当たり前のように励行なさっているのではないでしょうか。京都に本社がある日本電産株式会社の永守会長兼社長は、5Sに作法を加え6Sとされているようです。我が国を代表する企業様でもこの6Sを徹底されているのだと思います。

6S運動とは、以下の6つのSをいいます。
(1)整理
必要なものと不必要なものをはっきりさせ、要らないものは取り除き必要なものを最も適したかたちで活用できるようにすることです。
(2)整頓
必要なものが欲しいときすぐに取り出せる状態にしておくこと。ものを探す時間をなくし、作業効率を高めることです。
(3)清掃
身の回りや職場をゴミ等で汚れていることのないよう片付けること。見えないところまでを片付けることにより、今まで気が付かなかった部分の欠陥を見つけ事故・故障を未然に防ぐことができます。
(4)清潔
片付けたところを常にその状態に保つこと。つまり清潔に保ち続けることです。
(5)躾(しつけ)
決められたことを正しく守ること。規則・規律・行動規範・理念・方針等々含め自己を律することです。
ようは、常に整理、整頓、清掃、清潔が行えるようにすることです。
(6)習慣
人間は習慣の奴隷です。どのような事を普段行っているのか、または習慣化するのかで人生は大きく変化します。無意識にやり続けられるまで行動を続けることです。
以上、6Sの重要性を研修では常にお伝えしております。
“継続は力なり”ですし、“本物は続く、続けると本物になる”ということです。

<継続が苦痛を普通に変える>
何事も新たにチャレンジしようと試みたなら、最初は「苦痛」かもしれませんが、繰り返し繰り返し実践し続けば、それが本人にとって「普通」になります。つまり、本人にとっては「当たり前」になっていくのです。
成長・進化している方の中には、他人が見たら大変なことでも、平気で実践している方が多いように感じます。

大リーガーのイチロー選手は、まさにそのような方ではないでしょうか。子供たちから野球が上手くなるには、どうしたらいいですか?との質問に「道具を大切にすること、キャッチボールという基本を怠らないこと」と伝えていると以前聞いたことがあります。まさに私も共感するところです。

6番目の習慣については、自分にとって役に立つことは、インストールし、役立たないことはアンインストールすることですよ!と講義で申し上げています。人生で何が役に立ち、何が役に立たないのかは人それぞれです。
自分のビジネススキル、健康、人間関係等でしょう。

<有言実行が信頼を生む>
⑨返報性の原理とは、お返し理論のことです。
他人から何かをしてもらった時、私たちはお返しをしようとします。お中元お歳暮を頂いた時、お祝お見舞い等もそうでしょう。また身近な例では、スーパーの試食です。戴くと買わないと申し訳ないな、と思ったりもします。そのように一方通行ではない礼儀をすることも、凡事徹底ではないでしょうか。

⑪モノを大切にするとは、いうまでもありませんが、全てのモノは生きていると思い接することも大切ではないでしょうか。我が国には「もったいない」という独特な言葉があります。モノをぞんざいにするのではなく、丁寧に扱うことは大切と思います。

⑫約束を守る(時間を守る)ということは、人として外してはいけません。
信用・信頼とは、信じるという漢字があります。信じるとは「人が言ったこと」ということです。
言ったことを実行する。すなわち「有言実行」です。または、言ったことと、やっていることを一致させること、
これを「言行一致」といいます。弊社の研修会でも、そのことは常に申し上げます。
研修会で軽率に「○○を実践し、このようなパフォーマンスを出します。アウトプットは○○です!」と、エビデンス(根拠・論拠)があまりない中でお話しをする管理職がいます。
その時に、この2つのフレーズを申し上げます。“有言実行&言行一致”ですよ、と。
そして、ここで一番わかりやすいのは、「時間を守る」という、健全な時間観を持っているか否かです。

<健全な時間観が生産性を上げる>
時間観は人それぞれです。例えば、かなりの余裕をもって待ち合わせに到着しないと気が済まない人もいますし、
あるいは、ギリギリが好きな人もいるでしょう。または、多少くらいは遅れても許してもらえるかな、という人もいるかもしれません。しかし、その時間観が全てにも通じていると思います。

私は、以前部下から「時間は命の講師」と呼ばれ、現在でもストップウォッチを持ちながら分刻みで研修を運営しております。人様の貴重な時間を頂き、研修をしているわけですから、ムダムラを一切つくらずに
緻密に計算し企業内研修を企画・実施しております。 特に、長年行っております「戦略的タイムマネジメントセミナー」では、そのような健全な時間観をベースに時間創造のスキル・テクニカル編に至るまで徹底して効率を追求することを学習します。つまり、時間単価の生産性を上げるということです。ワークライフバランス追求の現代では、最重要なビジネススキルと言えます。
この「時間は命」についてはまた機会があれば、お伝えしたいと思います。

PDFバージョン以下よりご覧ください。
http://www.kodama-mc.co.jp/pdf/2016.12JM.pdf

因みに、弊社の新人研修会は、「ザ・躾 健全な価値観醸成とビジネスマナー接遇セミナー」と銘打って3日間のボリュームをテンポ良く効率よく、2日間で開催しております。詳細はt-tamura@kodama-mc.co.jpへお問い合わせください。